名刺ひよこ

皆さまはじめまして!

声優のマネージャーを長年務めています、ひよこです。

今日は最近大人気になっている声優、楠木ともりさんについてお話ししたいと思います。

2018年、デビューからわずか半年程でメルヘン・メドヘン・主役の鍵村葉月を演じ、次いでソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインでレン&小比類巻香蓮とこちらも主役を勤め、その存在感を一気に知らしめた楠木ともりさん。

若干18歳、声優1年目・・・春に高校を卒業したばかりのとてもフレッシュな新人声優さんです。

2017年から声優活動をされていますが、その年にはスマホゲームのきららファンタジアで主人公きららを演じており・・・これが通常のスマホゲームであればまだしも、きららファンタジアはあのまんがタイムきららシリーズの人気キャラクターたちが集結するクロスオーバー作品であり、当初から高く期待されていた作品です。

ここで主演を務めるという事は簡単な事ではなく、その後の活躍を観ても分かりますが、楠木ともりさんは声優として活躍する力を強く持っていた証でしょう。

今回はそんな楠木さんがデビュー前にどう声優を目指していたのか、どんな活動をされていたのか調べていきたいと思います。

声優を目指したのはTVアニメ「こばと。」の花澤香菜さんの演技を観て

楠木ともりさんが声優を目指したきっかけは、中学時代にアニメが好きだった友人の影響で、TVアニメの『こばと。』を再放送で観た時の事。

花澤香菜さんの声に一目惚れ!自分もこんな人になりたい!と思ったそうです。

メモするひよこ

ひよこも納得!確かに花澤香菜さんの声はとても魅力がありますよね。
さて、楠木さんは声優になるためにどんな事をしたのかな?

自宅でアフレコ練習!早口言葉も繰り返した

楠木さんはアニメの動画をミュートにして、そこに自分でセリフをあててみたり、友達と一緒にセリフを言い合ったりされたそうです。

また、早口言葉を繰り返して滑舌の練習もなさっていました。

ですが・・・声優志望の方達が集まる大会で、結果が出せず最初の方で不合格になってしまい、挫折を経験します。

やっぱり演技派経験者じゃないと駄目だ、そう思った楠木さんは特技である音楽の経験を活かし、アニソン歌手のオーディションにチャレンジします。

強みで道を切り開く!3歳からピアノを習い吹奏楽部・軽音部に所属していた楠木さん

声優の大会で結果が出なかった楠木さんですが、アニメに関わる道は声優だけじゃない!と、大好きだった音楽という強みを活かし、歌手志望でオーディションを受けます。

それが2016年のアニストテレス第5回オーディションだったんですね。

実は楠木さん、3歳からピアノを、中学時代は吹奏楽部に、高校時代は軽音部でライブ活動をしていたという、音楽にずっと取り組んできていらっしゃったんですね。

軽音部時代には作詞・作曲・ボーカルもこなしていますし、これは完全に楠木さんの武器と言って良い、価値のあるものですね。

それが突破口となり、アニストテレスで特別賞を受賞、ソニー・ミュージックアーティスツ所属として活動していく事となります。

声優になっても音楽が味方に GGOレン役で歌ったtoo see the futureでアニサマにも出演!

そんな大活躍の楠木ともりさんですが、2018年のアニサマにレンとして出演が決定しています!

声優としてデビューしてすぐに大きな役を任され、さらにはEDテーマをソロで歌うという機会に恵まれ、年に一度の大舞台に出演とこれ以上ないサクセスストーリーですよね。

でも、それは音楽という表現に日頃から情熱を捧げて努力してきたという過程があっての成功なんです。

また、楠木ともりさんは趣味として絵も打ち込んでいらっしゃいます。

音楽・演技・絵。

全て表現する事、その技術を高めていく事が好きで、誰かに何かを伝える事が好きで。

みんなの心にあかりを灯せる声優になりたい!そのために努力している、だからこそ皆が応援したくなるし、お仕事の結果が付いてくる。

そんな素晴らしい声優さんだとひよこは感じています。

楠木ともりさんのような声優になりたい!と思ったら

きっとこれから楠木さんのような声優になりたい!という方は沢山出てくるのではないかと思います。

そして、多くの方はなかなか楠木さんのように自分の武器を見つけられずに悩んでしまうのではないでしょうか。

ふつうひよこ

でもそれは全く問題ありません、最初から自分の武器を見つけている人は殆どいないんです

今は声優になる為の道筋はしっかりと確立されており、多くの方が声優養成所に通い、そこから声優事務所に所属するというルートを取っています。

それもそのはずで、大手の声優事務所はどこも自前の声優養成所を運営しており、そこの卒業生からしか自分たちの事務所に所属させないという事が一般的なんですね。

養成所にいるのは演技経験豊富な人たちではありません、未経験でも沢山の人が通っていますし、実際に未経験からプロとして活躍している声優さんは沢山いらっしゃいます。

つまり、今自分の武器が見つからない、私なんて何も取り絵が無いし・・・と考えていても、本気で声優になりたい!という気持ちと努力する意思があれば、養成所に通い、そこで力を付ける事で道が開けるんです。

今は自分の武器が無い・・・ならこれから本気で成長して、武器を手に入れれば良いんです。

必要なのは夢を叶える為に、絶対に頑張り続ける!という意志の強さなんです。

下の関連記事ではこれから声優を目指す方の為に必要な情報を掲載していますので、是非読んでいただければ嬉しく思います。